神奈川県⻄地域初!南⾜柄市の清掃⼯場の再エネ電⼒調達⽀援を実施
~脱炭素電力調達に電力リバースオークション「エネオク」を活用〜
株式会社エナーバンク(共同創業者 代表取締役:佐藤丞吾、本社:東京都中央区)は、南足柄市(南足柄市長:加藤修平 )と再生可能エネルギーの利活用の推進に関する協定を締結し、当社が提供する電力リバースオークションサービス 「エネオク」を活用し 、令和6年4月以降、同市清掃工場の電力を再生可能エネルギー100パーセントに切り替えます。なお、「エネオク」を活用した公共施設の電力調達は、神奈川県西地域では初の取り組みです。
- 電力調達の支援結果
1.対象施設
(1)名称 南足柄市清掃工場
(2)住所 神奈川県南足柄市内山48番地1
2.電力供給会社
(1)名称 しろくま電力株式会社
(2)住所 東京都港区芝大門2丁目4番6号
3.日程
(1)電力供給開始予定日 令和6年4月23日(火)
4.効果
(1)南足柄市清掃工場の電力由来の温室効果ガス排出量(令和4年度実績を基にした現時点での推計)
再エネ供給前:624.45t-CO2(令和4年度実績)
再エネ供給後: 0t-CO2
(2)公共施設全体での温室効果ガス排出削減効果(令和4年度実績を基にした現時点での推計)
公共施設全体での排出量:約3,991t-CO2に対して、今回の取組により約11.3%の削減となります。
(3)電力料金(昨年度の実績等を基に推計)
年間約120万円の減額
- 南足柄市との連携事項
南足柄市のカーボンニュートラルの実現に向けて、公共施設の再エネ電力の導入促進のため、「再生可能エネルギー電力の利活用の推進に関する協定」を締結しました。
神奈川県をはじめとした12自治体が参加する「首都圏再エネ共同購入プロジェクト」を通じて、市の公共施設を電力リバースオークションサービス「エネオク」を活用し、再エネ電力の調達を支援してまいります。
南足柄市ホームページ発表内容(連携協定書リンク)
▷https://www.city.minamiashigara.kanagawa.jp/machi/kouhou/minamipress/202104.html
首都圏再エネ共同購入PJホームページ
▷https://www.enerbank.co.jp/shutoken-joint-purchase/
- 今後の展開
再エネ電力は、通常の電力より再生可能エネルギー由来の電力の比率が向上する分、通常の電力よりコストアップする傾向にありますが、他社の入札価格を見ながら再入札可能な電力リバースオークション「エネオク」を活用することで、事業者は再エネ電力の調達をより適正価格で実現することが可能となります。
また、電力市場高騰後、需要家の電力調達の難易度が高まっており、市場連動や独自燃料調整費など電気料金体系も複雑性を増しているなかで、当社のデジタルソリューションを活用して円滑な電力調達を支援していきます。
今後は、本プロジェクトに参加していただく自治体を増やしながら、自治体と連携して「エネオク」または「グリーンチケット」を活用した再エネ電力調達の促進を図るとともに、コストを抑制した再エネ電力の導入支援を行います。
当社は、デジタルソリューションを活用することによる効率的・効果的なグリーン化を推進し、ゼロカーボンシティ実現に向けた地方自治体の率先した取組を支援してまいります。
◎自治体様向けゼロカーボンシティ実現支援サービスサイト
https://www.enerbank.co.jp/zero-carbon-city
■会社概要
株式会社エナーバンク
共同創業者代表取締役:佐藤 丞吾(首都圏再エネ共同購入プロジェクト責任者)
共同創業者代表取締役:村中 健⼀(民間事業者責任者)
共同創業者取締役CTO:関根 大輔
所在地:103-0027 東京都中央区日本橋2丁目1-17丹生ビル2階
設立:2018年7月
事業内容:電力オークション「エネオク」の開発、運営
環境価値プラットフォーム「グリーンチケット」の企画、販売
太陽光発電設備導入支援事業「ソラレコ」の企画、販売
グリーン電力証書発行事業者 事業者コードA65
非化石価値取引会員番号 Q96
電話:03-6868-8463
URL: https://www.enerbank.co.jp/